こんにちは、黒澤春です。
今回は介護士を退職し仕事をどうしたらいいのか分からず困っている方へ向けた記事となっております。
いざ介護士を辞めて違う仕事に就きたいけど何をして良いか分からないという人も多いかと思います。
実際に私が介護士を辞める時に「さて、どうしたものか」と悩んだものです。
私が介護を辞めてどのような仕事に就いたのか?
又、どのような仕事がオススメなのか話をしていきたいと思います。
YouTube動画で視聴、ラジオ感覚で聞きたい人は下記動画を再生されながら記事をお楽しみ下さい。
介護職を辞めたいがその後どうするか明確化しよう
介護の仕事は、飲食やサービス業と同じく離職率の高い職種の一つです。
介護職は「奉仕の精神」や「人のため」といった綺麗なイメージがある反面、給料といった待遇や業務内容もかなり過酷な仕事です。
高い志や希望をもって介護業界に飛び込んでくる方もいますが、理想と現実に幻滅して退職される方が多いです。
しかし、いざ辞めたいとなっても「次の仕事は何をしたら良いか分からない」と困るケースも珍しくありません。
飯を食ってくためにも仕事をしてお金を稼ぐという行為は生きている以上避ける事の出来ないイベントです。
介護士を辞めた後、自分はどうしたら良いのかしっかり考えてから辞めないと後で必ず後悔します。
介護職を辞めた後にオススメの仕事
介護職を辞めた後はどのような仕事がおすすめなのか?
介護士に限らず、年齢を重ねる毎に転職の成功率は下がっていきます。
どの企業もキャリアアップのために若い人材をこぞって募集しています。
なので、そこも踏まえて自分が何にチャレンジしたいのか明確化するのは非常に大切な事と言えるでしょう。
介護施設が合わないのであれば違う介護施設に転職する
まず一番に考えて貰いたい事ですが、あなたは介護職が嫌で辞めたいのか?人間関係といった職場環境が原因なのか考えましょう。
本当に介護職が好きであれば、一つの施設で介護業界を去るのは少し勿体ないと思います。
私も介護が嫌な訳では無く、人間関係が嫌で転職した経験があります。
厚待遇な介護施設であれば、多少の人間関係も我慢できるでしょう。
正直介護業界は何故か意地悪いおばさん介護士がいるので人間関係は切っても切れないです。
しかし、待遇が良いホワイトな施設程、人間関係も良好な傾向にあります。
介護職で気持ちよく仕事をするなら転職は避けては通れません。

女性なら事務職、男性なら総合職
介護や保育など、医療福祉系からの転職先で人気なのが事務職です。
異業種で事務職が人気な理由なはいかの通りです。
- 暦通り(カレンダー)休める
- 体力を使わない知的労働
- 冷暖房の効いた労働環境
他にもトイレ介助等の下処理をしないので、帰社後すぐにお風呂に入る面倒も無いのが大きいですね。
事務職も細分化すると、社員の給与や勤怠管理をする業務もあれば、会社の製品の発注や管理を行う仕事など様々な仕事があります。
経理も兼ねている事務職であれば「簿記3級」といった資格保有者ならマルチな仕事が出来るので会社からも重宝されたりします。
大きな事業所の際は「経理」と「事務」が分かれているところも多いですね。
零細・中小企業であれば、労務と経理を一緒に担当するケースもあるので大変な職場も中にはあります。
私の知人も事務職をしておりますが、パソコンの基礎的なスキルが少しでもあれば仕事は出来ます。
エクセルの知識があれば大体は何とかなります。
しかし、事業所専門の会計ソフトなどを使っているところであれば、エクセルの知識が無くても全然OKです。
POINT事務職は男性の方の合格率が極端に低いため、男性の方で事務系のデスクワークを希望するなら総合職がおすすめです
コミュニケーション能力が生きる営業職
営業職は介護といった福祉の仕事と違い、数字が全ての実力主義の仕事です。
介護ではやりがいはあるものの、真面目に働いて中々正当に評価して貰えない事が多々あります。
しかし、営業マンは売上を上げて数字を上げれば上げる程会社からの評価は高くなります。
さらに介護士で培われたコミュニケーション能力が生きるので結構成功しやすいかと思います。
社会福祉士やケアマネを取得し公務員を目指す
介護の仕事は好きだが、待遇に不安がる方は社会福祉士(以下:社福)やケアマネージャー(以下:ケアマネ)の資格を取得し公務員を目指すのもオススメです。
現に私で同い年の介護福祉士の友人が社福を取得し地方公務員になり、幸せな生活をされています。
何だかんだ公務員はオワコンとか言われていますが、下手な民間の企業(社会福祉法人)より厚待遇です。
- 暦通り休める
- 給料が高い
- ボーナスの支給額が高い
- 年間休日が多い
狭き門ですが転職に成功する事で確実に生活は豊かになります。
若い時にしか就職できない企業にチャレンジしてみる
口酸っぱくしつこく言いますが、介護の仕事は年を取ってからでもチャレンジ出来る仕事です。
一般企業ではキャリアの形成を図った事業所も多く、若いうちにしか就職できない優良企業が存在します。
大手企業や成長企業(ベンチャー企業等)がそれに該当します。
求人票をしっかりと確認し、勤めたい企業の事をしっかり精査し就職活動をしましょう。
ありふれた中小企業だと下手すれば介護士の時と給料が変わらない…なんて自体も懸念されます。
退職前にしておきたい事
異業種に転職するに当たって、在職中に転職活動をしたいのか?
退職してからゆっくりと就活をするのか決めましょう。
転職エージェントや転職サイトに登録する
初めての就活でハローワークを利用される方が多いと思いますが、ハロワは求人詐欺の事業所が多数存在するため初心者には余りおすすめしません。
なので、転職エージェントや転職サイトといった企業が運営している求人サイトを利用しましょう。

最後に
いかがでしたか?
現に介護福祉士資格保有者で実務経験もあり、様々な異業種を経験した私の体験談と考えを織り交ぜながら紹介してみました。
しかし、本当に辞めて良いのか、また辞めるならいつが良いのか、辞めた後はどうするのかということをしっかり考えて、予定を立ててから辞めるようにしましょう!
できれば、現職中に就職活動をしておいて、転職先が決まってから辞める方が良いのは、言うまでもありません。
仕事内容や待遇をチェックして、より良い転職活動ができますように!