以前に勤めていた介護施設で「辞める辞める」と言いつつも、全然退職する気配が無い。
俗に言う「辞める辞める詐欺」というものです。
たまに「仕事辞めたい」と愚痴るのは良いですが頻繁にそういった発言をされるのは迷惑ですよね。
本記事では職場で「辞める辞める詐欺」を働く人への対処法を解説していきたいと思います。
辞める辞める詐欺の介護士の心理や状況
辞める辞める詐欺を働く人は今の仕事をどのように思っているのか?
そこまで豪語している割に行動に移せないのは以下の様なことがあげられます。
- 給料に満足がいっていない
- 自分が評価がされていないと思っている
- 今の職場より良い職場にいきたいと考えている
- 新しい就職先が無い(ないものねだり)
- 辞めるのが面倒くさい
- 構ってほしい、止めて欲しい
この事から考察するに「自己承認欲求」が強い人間ということが丸分かりです。
承認や希望が通らずが多少の不満が溜まっているのが証拠です。
それを証明するように、辞める辞めるという文句は主に上司では無く、立場の弱い部下に愚痴を漏らす機会が多いと思います。
本自分の力を必要としてくれる、話を聞いてくれるという自惚れが顕著に表れています。
自己承認欲求が強く辞める辞める詐欺を行う
自分はもっと評価されるべきだ!と言わんばかりに「ここは私の居場所じゃない」と主張する介護士さんがいました。
数人で会話していると普通なのですが、いざ二人きりになると陰口を言ったり「給料安いし、うざいお局いるから辞めるかなー」といつもぼやいていました。
辞める辞める詐欺が起こる職場なのでお世辞にも良い事業所とは言えず、私は迷うことなく退職しました。
しかし、肝心の「辞める辞める詐欺」を働く男性介護士は、もう何年も立っているのに未だに在籍しているとのことです。
結局、辞める度胸や根性など微塵も無い、小さな人間だったという事です。
辞める辞める詐欺の対処法
何度も会うたびに同じことを言われると、嫌気がさしてうざくなっていまいますよね。
悪口やネガティブ発言は人に伝染し、その人も気分が落ち込んでしまいます。
そうならないためにも辞める辞めると言って辞めない人との付き合い方を解説していきます。
退職後のプランを提示してその気にさせる
「辞める辞める詐欺」を言う人は感情的な人が多く、退職後の人生プランが無いなんて珍しくありません。
持っている資格やキャリアから介護士より向いている仕事のアドバイスをしてみてはいかがでしょうか?
実際に辞めるつもりなんて毛頭ないので、あなたの事に対して余り「仕事辞めたい」と言わなくなる可能性が高いです。
辞める辞める詐欺の人と一緒に退職した事例
以前、私が就職した会社んの話ですが同期の方がいました。
いざ就職したものの「見て覚えろ」という風習の会社でマニュアル何て一切ありません。
見よう見まねで仕事をしても怒鳴られる日々に同僚に「私辞めます」と伝え、同僚も辞める決心が付いたようです。
しかし、退職の旨を伝え説得されると、その方は居残ることに決めたそうです。
結局は三か月後に退職され今は幸せに暮らされているようです。
辞める辞める詐欺の人と一定距離で付き合う
辞める辞める詐欺の方と一艇の距離感を保って付き合いましょう。
辞める辞める詐欺を行う人は、人の良心に付け込んできます。
愚痴のはけ口、依存対象を探しているのです。
対処法として、そういった面倒臭い人間の愚痴を聞かず、ある程度放置したり、近づかないのも効果的です。
自己承認欲求を満たすために肯定してくれる都合の良い人間を探しているのです。
辞める辞める詐欺に関わらせないようにする
そもそも辞める辞めるという話題が出ないように普段からのコミュニケーションで、仕事の話をなるべく避けたり、その人の興味のある話をしましょう。
辞める辞める詐欺を働く人の心情としては以下のことが考えられます。
- 構って欲しい
- 仕事で評価されたい
- 職場に漠然とした不満がある
要するに仕事がつまらない状況に陥っている可能性が高いので、あなたのコミュニケーション次第では日に日にそういったネガティブ発言は減るかもしれません。
具体的にどのような対応したら良いのか?
- あなたが居ないと寂しい、頼りにしてますと伝える
- 趣味など興味のある楽しい会話をするように心がける
- 時には愚痴を聞きつつも、毎回は聞かない
他にも思い切って「じゃあ、辞めてはどうですか?」と突き放すのも効果的な場合もあります。
しかし、人間は否定されると気分を害する生き物なのでタイミングと関係性が重要になってきます。
相手の方が権威性が強い場合は実行しない方が得策かもしれません。
最後に
いかがでしたか?
辞める辞める詐欺が余りに酷い際には本記事の内容を参考にしてお付き合いしてみてはどうでしょうか?
職場に居残るのも良し、戦力としてうまく付き合っていくのも良し、選ぶのはあなた次第です。
介護業界は人手不足なので余程人格に難ありの方でない限り、お互い気持ちよく仕事が出来るように手の平で転がすのが無難かもしれません。