【介護職】手取り13万の介護士は生活できない?やばい理由や解決方法とは?

【介護士】給料・お金など

私は以前、介護福祉士としてデイサービスに従事していたの際の給料額が手取り13万でした。

率直に言います、介護士の手取り13万は地方でも少ないのでマジで速攻転職した方がマシです。

地方のざっくりした平均値や首都圏では介護職はどれくらいの給料なのかについてネットの情報や自分の見解を交えていきたいと思います。

もし手取り13万であくせくしているのであれば必読です。

介護福祉士が手取り13万だとヤバい理由

手取り13万だとあなたの生活にどのような弊害があるのか説明していきます。

田舎ですら一人暮らしがきつい【出来ないに等しい】

手取り13万だと田舎ですら一人暮らしはかなり困難です。

まず地方だと車が必須になるので、車両保険や車のローンも含まれてきます。

  • 家賃・・・35,000円
  • 車のローン・・・30,000円
  • 電気代・・・6,000円
  • 上下水道代・・・3,000円
  • ガス代、灯油・・・8,000円
  • ガソリン代などの交通費・・・10,000
  • 車両保険・・・5,000円
  • 携帯電話代・・・7,000円
  • インターネット代・・・5,000円
  • 食費や日用品・・・25,000円

※冬季は北海道等、寒い地方だと灯油代が上がります。

合計:134,000円

4千円の赤字ですね。

さらに今回注意すべき点は「交際費」「貯金」「生命保険など」「病院代」を除外しているという事です。

勿論車のローンが無く中古車を乗れば何とか首は回ります。

しかし、オイル交換代や思わぬ故障で支出が増えたら簡単に破産しそうですね。

さらに老後の貯蓄が2000万必要と政府からも宣告されている、厳しい時代です。

ここまでくると生活保護を貰った方が遥かにマシなレベルなので100%転職した方が良いです。

結婚後の育児期間の収入面の懸念

上記の事を踏まえると、手取り13万の介護士が子育てするとなるともっと経済状況は苦しくなります。

しかし、結婚、出産となると家族手当が支給されるケースもあるので少しは安心ですね。

ですが、結局の所その事業所の元の待遇が良くないと生活は苦しいままです。

貧乏が故に判断を間違う可能性も…

実際の研究データでも出ていますが、貧乏になるとIQが下がってしまいます。

言葉は悪いですが、頭が悪くなってしまうんですよね。

貧乏な事の悩みで脳のリソースが割かれるため、もしかしたら自分でも思わぬ行動を取ってしまう危険性があります。

金持ちと貧乏人の会話が成り立たなくなり、貧乏人の方が犯罪に走ってしまう…そんな可能性も捨てきれません。

例えば、生活保護の役割として受給者の人が犯罪を犯さないための抑止力とて機能しています。

なので、一刻も早く生活が困窮している人は貧乏な環境から脱出すべきだと私は考えます。

介護士が最低限の暮らしをするには手取り15万は欲しい

地方住まいなら介護職でも手取り15万は欲しいところですね。

介護福祉士をお持ちなら正直手取り15万のラインは地方でも転職すれば割りと簡単に越える事が出来ます。

手取り15万を越える介護施設とは

大体の水準ですが施設の種類によって給料差が出るので、給料だけを見るとやはり老人保健施設や特別養護老人ホームが高い傾向にあります。

デイサービスは夜勤が無いために特に給料水準が低い傾向にあるため、地方だと手取り13万は割と珍しくありません。

お金の面だけを考慮すると老健や特養に就職するのが手っ取り早いと言えます。

他にも入居型の施設で働くメリットも勿論存在します

  • 介護技術が身に付く
  • 夜勤手当が支給される
  • ターミナルケア、看取り介護を経験できる
  • ショートステイの受け入れを勉強できる

その反面、老健や特養に入居されている高齢者は要介護度が高く、腰をやってしまったりといったデメリットもあります。

多忙な事もあり、職場内の雰囲気がカリカリしているなんて事も珍しくありません。

自分の裁量や将来的にどうしたいかを考えて施設を変えてみるのも良いかもしれませんね。

介護福祉士が手取り13万から抜け出すには

先ほど老健や特養に行けば金銭面は解決できる内容を発信しましたが、どう行動に移せば良いか説明していきます。

副業を始めてみる

どうしても今の職場で頑張りたいけどお金は欲しい方は副業を始めてみましょう。

最近では政府が副業を解禁したこともあり、ブログやユーチューバーが増えてきました。

無料で始められて、趣味で稼げるものまで御座います。

世はまさに大インターネット時代です。

簡単に稼げる副業まとめ☟

  • 飲み屋やスナックといったナイトワーク
  • 飲食店のキッチン等の裏方のバイト(バレにくい)
  • ココナラでイラストを売ったり、動画編集
  • 他施設の夜間専従介護士のバイト
  • 運転代行のバイト
  • ブログやユーチューバーを始める

個人的に介護士にオススメしたいのは「ブログ」と「夜間専従介護士のバイト」です。

ブログは波に乗れば早い段階で収益化もしやすいです。

日々介護日誌を作成している介護士は文章作るのも得意かと思うので、趣味がてらやってみるのも良いかもしれませんね。

介護夜間専従のバイトをしつつ、夜勤の空いた時間でブログを書ければ時間を有効活用して稼ぐことも出来ます。

介護施設の副業禁止を介護士は気にしなくていい理由【バレてもOK】
副業禁止をしている介護施設は世の中にたくさん存在します。 しかし、介護士はその副業禁止を気にする必要はありません。 まず、法律上会社組織は副業禁止を強要することは出来ません。 「副業禁止」を当たり前と受け止めている人は少なくありませんが...

介護福祉士といった資格を取得する

介護事業所によっては「介護福祉士手当」が充実しているホワイトな介護施設も存在します。

さらに言うと、無資格や初任者研修の資格では正社員登用されずフルタイムパートや契約社員、準社員扱いで低賃金なままというケースもあります。

なので、介護業界に足を踏み入れた以上、介護福祉士は取得すべきと私は考えます。

給料アップやキャリアアップ、転職にも有利に働きますし、職歴も付きますので全面的に私はオススメします。

待遇の良い介護施設に転職する

Twitterのフォロワーさんから「デイサービスでも年収500万いきます」と一通のDMが届きました。

地方と田舎の格差はあるものの、介護事業所の規模や経営状態で給料はかなり違ってきます。

平社員でも主任クラスの収入を得ることの出来る介護職の求人も私の地域には存在します。

給与ベースは施設によって雇用契約書に定められているように、いくら頑張っても限界があります。

その方もおっしゃってた様に「介護福祉士」を取得し、転職したことで今の満足いける状況に身をおけたと話されていました。

なので、将来的に給料が余り上がらない、未来が見えない方は転職を視野に入れるのも良いかもしれません。

介護士が転職をするなら介護転職サービスを利用しよう

手取り13万で転職を視野に入れている介護士はハローワークや地元求人雑誌を利用せず、転職エージェントを利用しましょう。

現に私の働いていた施設でも引っ越し支援金があるため、遠方からはるばる引っ越してまで就職しに来た女性の方もいらっしゃいました。

他にも条件を満たせば就労祝い金として、数万から数十万払われるサービスも存在します。

転職する前に注意すべき事

デイサービスやグループホームから老健や特養に行くとしたら、懸念すべき点は介護する場面が増えるという事です。

たった数万円アップのために特養に就職したは良いものの、多忙すぎて辞めてしまっては正直元も子もないです。

手取り13万から脱出するには転職先の施設選びが大事になってきます。

転職エージェントでは求職者の条件を細かく聞き入れ、条件の近い施設を見つけましょう。

  • 従来型かユニット型か?
  • デイやグループホームでも厚待遇の施設が無いか
  • 有料老人ホームか社会福祉法人(医療法人)か
  • 離職率は高くないか
  • 給料や年間休日が充実しているか

等など、入社してからでは遅いので事前に確認しておきましょう。

心配であれば転職エージェントの担当アドバイザーが色々とフォローしてくれますので、交渉してみる事をおすすめします。

応募前に施設見学の予定も組んでくれますので、施設の雰囲気も知る事が出来ます。

転職経験者の私的には金も大事だが働きやすいかどうか

お金も大事ですが今の環境が心地良く手取り13万でも納得出来るのならそれはそれで幸せなのかなと思います。

私が実家暮らしだったのも大きいですね。

結婚の予定も無く親に頼れるのであれば無理に転職する必要はありません。

しかし、私の場合は一人暮らしをするタイミングで「これ無理ゲーだ…」と絶望し転職せざるを得なくなりました。

転職が初めての際はとても心配でしたが、自分の働いている会社より厚待遇の施設がたくさんあり、歓喜した記憶があります。

手取り13万の介護施設の雇用形態は準社員でしたしね。

正社員雇用で手取り20万を越えるような厚待遇の施設は実際にたくさんあります。

なので、手取り13万から抜け出すチャンスなんてそこら中に転がってるんですよね。

他にも話が飛躍しますが私みたいに趣味で始めたブログで収益を得たり、YouTubeでお小遣いを稼ぐ人も年々増加しています。

本業一本だけでは無くダブルワークやネットで稼いだりするのも今後は活発化するでしょう。

最後に

結論から言うと手取り13万に不満があるのであれば副業するか転職するのかの二択しかありません。

後は、親が死ぬまで実家に寄生することで生きることくらいでしょうか…

肝心なのはお金があってもどう節約してコストを抑えるかが一番のポイントになるので、消費を抑えるのも重要になってきます。

そこを踏まえた上で自分に合った人生を決めていってはどうでしょうか?

それでは本日も最後まで読んで頂きましてありがとうございました。