介護福祉士保有者の黒澤春です。
私の家系は実父がハゲ、祖父がバーコードヘアーとハゲのサラブレッドです。
さらに付け加えて介護士の仕事は激務ということで一般職よりハゲやすい労働環境になってます…
私の運営してるYouTube動画にこのようなコメントが寄せられました。
介護の仕事でうつなど精神的な負担の経験をされていると思いまが、例えばその時のもしくは介護の仕事の負担などで症状はどんな感じですか? 薄毛とかあるんですか? ストレスイコールのイメージがあるので。
動画内で話したように、今のところ薄毛にはなっておらず、髪の毛は保っている状態です。
今回は、ハゲ遺伝家系の私が日頃からしてるケアや、なぜ介護士はハゲやすいのか?について本記事で解説していきたいと思います。
薄毛の介護士の印象について
PR TIMESさんというウェブサイトから引用させて頂きます。
薄毛に対する女性の本音を408人にアンケートを取った結果、69.7%もの人が薄毛は嫌いと回答されておりました。
悲しいですが、これが世の中の評価です。
さらに薄毛であることで清潔感が無いという印象を受ける方が多いみたいです。
介護職はハゲると言わてる理由
これだけ様々な職業が世の中に存在している中でなぜ介護士がハゲると言われてるのか解説していきます。
介護士がハゲる原因①不規則な勤務でハゲる
介護職は変形労働時間制度というシフト制の勤務のため、不規則な生活になりがちです。
特に夜勤は寿命が縮まるという研究結果も出ており、それが間接的にハゲの原因にもなってるようです。
さらに夜勤による健康リスクについて見ていきましょう。
- 生活サイクルの乱れ
- 食生活による栄養の偏り
- 睡眠の質の低下
生活サイクルが乱れる事によって、変な時間にカップラーメンや菓子パンを食べたり、決まった時間に睡眠が取れないため眠りの質の低下が懸念されます。
だからといって施設勤務の介護士さんは夜勤を避けるわけにはいかないので対策が難しいのが現状です。
介護士がハゲる原因②ストレスフルな環境
介護職は労働環境が過酷で激務と言われています。
- ワンオペ勤務
- 人間関係
- サービス残業などの違法行為
特に夜勤の際にワンオペ勤務をされている介護士さんが多く、不穏な利用者様からのナースコール連打やトイレの訴えで精神的に摩耗するケースが多いですね。
人間関係ではお局様とのやり取りでいびられたり、キラキラ系介護士といった感情論で動く相手に対してイライラを覚えたりと中々ハードです。
さらに介護職は介護記録といったものを業務終了後に書かれるケースがあり、サービス残業をさせれることがあります。
他にも時間外に勉強会に参加させられたり、一般職と比べ大変に思う場面が多いです。
【おまけ】ハゲる原因③喫煙や飲酒は余り関係ない?
最近好きなYouTuberさんで「ホームレスが大富豪になるまで」というチャンネルがあります。
この方はナムさんという方ですが67歳にて髪はフサフサ!
ですが、午前中から焼酎を飲んだりタバコを吸ったりと世間で言われている髪に悪い事をしまくってます。
ですが、髪はフサフサです。
お酒とタバコが生きがいでストレス解消になっているのかもしれませんね。
実際にタバコを我慢してストレスで早死するという話も耳にしたことがあります。
さすがに吸いすぎ飲みすぎは体に毒ですが、嗜む程度であればそこまで悪影響は無いのかもしれません。
介護現場での薄毛体験
では、実際に勤務していた先にいた薄毛だなぁ…と感じた介護士さんの話をしていきたいと思います。
優しい40代の男性介護士さん
いつもニコニコされている男性介護士さん、頭を見るとかなりの薄毛でした。
あくまで客観的な話ですが、介護職は優しい人程、損な役割が回ってくることが多いです。
懇親会員に委員会の委員長、雑用などを押し付けられるなんて日常茶飯事です。
恐らくこの方は優しいが上に色々と抱え込んでるものが多いのかなと思いました。
その結果、見えないストレスで薄毛になってしまったのではないか?と推測されます。
性格のキツイ40代の女性介護士さん
逆に性格のキツイ女性介護士さんで全体的に髪が薄い方がいました。
優しい系の人間では無いのになぜ薄毛になってしまったのか?
彼女は部下が少しでもミスをすると声を荒げて怒鳴るなんて事もありました。
普段から余裕が無く、カリカリした状態で仕事をしてるが故に、それがストレスとなって薄毛という形になってしまったのではないかと思います。
優しすぎてもダメですし、性格がキツ過ぎてもダメ、要は極端な思考だと薄毛に繋がるのではないか?と推測できます。
薄毛の介護士が知っておきたい知識
ここでは薄毛の原因となる症状について解説していきます。
ちなみに紹介する事に関してですが、いずれも病気では無く、あくまで薄毛症状という事をご留意下さい。
男性介護士に多いAGA(男性型脱毛症)とは?
AGAは「Androgenetic Alopecia」の略称で、男性型脱毛症とも呼ばれています。 成人男性が発症する脱毛症で、徐々に薄毛・抜け毛が進行する疾患です。 おでこの生え際か頭頂部、あるいはその両方の髪の毛が薄くなっていくのが特徴です。
主に遺伝が原因と言われてるAGAが男性特有の薄毛症状です。
なぜ薄毛になってしまうかというと、男性ホルモンの「DHT(ジヒドロテストステロン)」量が増加すると薄毛が進行すると言われています。
AGA治療として効果があるのは、薬剤治療で有効性が最も高いと言われています。
その薬は一般的に「フィナステリド(プロペシア)」が処方されます。
このお薬に関しては医薬品のため、クリニックの処方となりますので、Amazonや楽天といったネットショップでは購入出来ません。
しっかり治療したい方は信頼性の高いクリニックを受診しましょう。
安く購入する際は、海外からジェネリック品の「フィンペシア」個人輸入するしか方法はありません。
【男性介護士】AGA治療の副作用
プロペシアの使用によって考えられる副作用は以下の通りです。
- 勃起不全
- 性欲減退
男性ホルモンに作用するということもあってか、男性の生殖機能に影響するように思えます。
ただ、副作用としては約1%しか生じないとの事です。
肝機能にも影響すると言われていますが、こちらに関しては僅か0.2%となっています。
なので薄毛治療による副作用はかなり低いので、個人的にはそこまで心配する必要はないと思います。
それでも心配な際は診察先の医師に相談すると良いでしょう。
女性のに多いびまん性脱毛症
びまん性脱毛症とは? びまん性脱毛症とは、髪全体のボリュームが失われる薄毛の1つです。 男性型脱毛症いわゆるAGAは前頭部や頭頂部の髪が薄くなりますが、びまん性脱毛症は全体的に抜け毛が増えます。 まばらに抜け毛が増えるので気づきにくく、治療が遅れることが多いのです。
女性における薄毛は「びまん性脱毛症」が主な原因とされています。
なぜ薄毛になってしまうかというと、女性の場合はホルモンバランスの乱れや栄養の偏りといったものです。
薬剤治療では「パントガール」という医薬品を使用します。
こちらもクリニックでの処方となりますので、Amazonや楽天での購入は不可能で、クリニック以外での入手方法は個人輸入サイトの利用となります。
【女性介護士】びまん性脱毛症の副作用
- 頭痛や腹痛
- 下痢や目眩
- 動悸、胸焼け
介護士のハゲ対策・改善方法
介護福祉士保有者の私が介護職時代に実践していたハゲないためにやっていたことを紹介していきたいと思います。
介護士のハゲ対策①睡眠時間の確保
睡眠不足に陥ると、薄毛や脱毛を促進してしまう恐れがあります。 睡眠不足が続いてしまうと、疲労やストレスにより自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れが引き起こされます。 成長ホルモンが減少してしまうため、髪や頭皮が適切に修復されなくなってしまうのです。
睡眠は臓器を休める効果があるので、当然睡眠不足に陥ると様々な弊害が生まれます。
上記のようにホルモンバランスが乱れたり、レム睡眠不足だと毛細血管の血流を妨げ毛根に栄養が充分に行き渡らない可能性があります。
なので、睡眠不足はハゲの大敵といっても過言ではありません。
薄毛やハゲたくない方は個人差はあるもの、7〜8時間は睡眠時間を確保したいところです。
介護士のハゲ対策②食生活の見直し
ラーメンなどの油っこいものを日常的に摂取していると栄養が偏りがちです。
なので、私はスーパーに行った際になるべくフルーツを購入し食べるようにしています。
正常な育毛を促すには、様々なビタミンやミネラルの働きが必要です。多少のビタミンやミネラル不足が抜け毛に直接繋がることはありませんが、過度な栄養素の欠乏は育毛を妨げることがわかっています。頭皮環境を健康的に整えるためにも、フルーツに多く含まれているビタミンやミネラルは重要だといえるでしょう。
値段は高いもののフルーツに含まれる栄養素はお医者さんのお墨付きです。
ですが、意識的にビタミン類を摂取したくても毎日フルーツを食べるのは大変です。
なので不足分はなるべくサプリメントで補うようにしています。
介護士のハゲ対策③ストレスの回避
「ハゲの原因」でも解説したように、介護士はシフト勤務や夜勤など避けては通れません。
さらにそこに人間関係が加わると話は別です。
お局様からのいびりや、厄介な上司からのサービス残業の強要などストレスフルな環境で働かれてる方も多いです。
なるべくこういった環境でストレスを感じなく生きるには「鈍感力」が重要だったりします。
お局様からのいびりを気にしすぎたりせず鈍感に生きる力です。
さらにサービス残業や行きたくない飲み会なども「断る勇気」も必要となってきます。
後はそういった面倒事には真っ向から向き合わずある程度適当にやり過ごすのも重要ですね。
こういった事の積み重ねで、無意識にストレスを感じなくなるような思考にシフトチェンジしています。
完全にストレスを遮断することは中々難しいので、考え方を変えるよう努めるのもハゲ予防になります。
介護士のハゲ対策④ストレス解消
常に緊張しっぱなしだと心も体も休まりません。
なので、休みの日は精一杯リフレッシュしてストレス解消しています。
- 温泉に行く
- カラオケに行く
- キャンプに行く
- 旅行に行く
- 趣味を楽しむ
- マッサージに行く
特に私が好きなのは温泉で、サウナ水風呂に入ることです。
サウナの効果として自律神経の改善が見込めます。
サウナで汗をかき、血流がよくなりその後、冷たい水風呂に入ると血管が収縮します。これを繰り返すと、自律神経が刺激され心身のバランスが良くなると言われています。
以前、老健勤めの際に看護師さんに「黒澤君まだ若いから大丈夫だけど、心臓に悪いから注意してね」と忠告されたことがあります。
実際にヒートショックといって不整脈のリスクもあるので、やりすぎには注意しましょう。
ですが、実際に病院を経営してる公益社団法人も「自律神経に良い」とおっしゃられているので、ストレス性のハゲが気になる方は一度試してみてはいかがでしょうか?
介護士の薄毛対策⑤頭皮クレンジング
私がまず手軽に薄毛対策してるのは、頭皮クレンジングです。
AGAが主な原因とはいえ、男性の多くが女性より頭皮の皮脂が多いことから、毛穴が詰まり不衛生になりがちです。
なので私は週二くらいで頭皮クレンジングしています。
男性ホルモンの抑制にはなりませんが、頭皮を清潔に保つことで雑菌の繁殖を抑える事が出来ます。
かゆみ、フケといった悪い頭皮環境を整えることによってハゲ予防になります。
何より、頭皮クレンジングはとても気持ち良いので気分もリフレッシュ出来るのでオススメです。
介護士の薄毛対策⑥発毛剤の使用
もっともポピュラーなのは育毛剤の使用です。
しかし、育毛剤あくまで「髪の毛を育てる」という意味合いが強く発毛はそこまで期待出来ません。
そこで注目なのが「発毛剤」で、こちらは医学的に発毛効果が期待できます。
中でも実際に優れた発毛効果のある「ミノキシジル」を私は使用しています。
ちなみに実際に発毛効果のあるものは、育毛剤では無く発毛剤です。
ミノキシジルとは血管拡張薬として開発された成分。後に発毛効果があるとされ発毛剤に転用され、日本以外ではRogaineの商品名で売られている。 日本では一般用医薬品として各社から市販されている。
有名なもので水谷豊さんがCM出演していた下記の商品がそれに当たります。
- 多毛症
- かゆみやかぶれ
髪の毛が増えるのと同時に体毛が濃くなるという話もネットではちらほらと聞きます。
指毛が生えたり髭が濃くなったりする例も報告されています。
ミノキシジルは女性も使用出来ますが、体毛が濃くなることに抵抗がある方はやはり多いですね。
でしたらやはり、医師に相談して「パントガール」を処方してもらう方が良いかもしれません。
【介護士】ハゲないための転職について
介護士がハゲないための土台作りとして労働環境はとても大事です。
特にサービス残業などで長時間労働だと睡眠不足になりがちですし、お局様のいる職場ではストレスが多いですよね。
考え方を変えようにも仕事を辞めたいくらい辛いのであれば仕事を辞めるのも一つの最適解とも言えるでしょう。

最後に
いかがでしたか?
ハゲのサラブレッドの私ですが、今の毛量を維持してるのは「睡眠時間の確保」と「転職してストレスの無い生活」を送っているのが大きいと思います。
月に高い治療薬にお金を払って肝機能を弱らせるくらいなら、人間らしい生活の送れる介護事業所に転職する方がお財布にも心と頭にも良いと言えるでしょう。